資格のお話~所持資格と取得記~

仕事で必要だったり、趣味で取ったり、実用上必要だったりの資格たちです。
DIYで役に立ったりするかもしれないので、自分の備忘録がてらご紹介。

所持資格・検定

  • 中学校教諭一種免許状
  • 高等学校教諭一種免許状
  • 特別支援学校教諭二種免許状(知的・肢体・病弱)
  • 司書教諭講習修了

  • 日本漢字能力検定2級

【挑戦中】
・特別支援学校教諭二種免許状(視覚・聴覚)
・特別支援教育士(S.E.N.S)

第一種衛生管理者

仕事上、どうしても必要となったので取った資格です。
あまり知られていませんが、学校現場の衛生管理者には中学校・高等学校教諭の免許状か、養護教諭の免許状を持っている人でもなることができます。一般企業では、たとえ教員免許を持っていたとしてもなることはできません。(衛生管理者規定 第一条一)

なにができる資格か

衛生管理者の仕事は、労働者の健康障害を防止することです。具体的には、作業環境の管理や労働者の健康管理、労働衛生教育の実施などが仕事となります。

50人以上の労働者が在籍する事業所には、必ず1名以上(労働者数によって人数が異なります)資格を所持した人間を衛生管理者として選任しなければなりません。

どうやって取ったか

半分くらい職務命令的に取得を指導されたので、自己負担なしで衛生管理者受験準備講習を受講させてもらいました。まるっと4日間、みっちり講習を受けました。

講習を受けたからといって試験に免除があるわけでもなく、ひたすらポイントについての講義でした。

衛生管理者の守備範囲(勉強しないといけない範囲)はかなり広く、講習でポイントを押さえてもらわなければ、何が大切で何が不要かがわかりません。試験に頻出する問題は過去問でもわかりますが、講習では要点を押さえてもらえますので、覚えるのも楽です。

…とはいえ、講習会後はひたすら過去問の繰り返しで、合否ラインに乗せていく地道な作業が必要です。

テキストは講習会でもらった3冊だけです。追加で問題集を買ったりなどはしていません。

①受験から実務まで 衛生管理 上 第1種用(中央労働災害防止協会)
②受験から実務まで 衛生管理 下 第1種用(中央労働災害防止協会)

いわゆる教科書です。
これがないと、さっぱり内容がわかりません。問題集だけをひたすら解いても、もしかしたら合格できるかもしれませんが、実際に衛生管理者として選任されたときに困ると思います。

その点、この本は実務にも耐える内容ですので、選任されたときの参考書となると思います。

③第1種衛生管理者 免許試験対策 合格水準問題集(全基連)

試験問題集です。最終的にはひたすらこの問題集を解くことになります。
どんな問題集でもいいのですが、解かないと合格はありえません。

星の数ほど衛生管理者の問題集はありますが、講習会でもらったこの問題集で十分です。
むしろ、①②と③あわせて講習会費が2万5千円くらいなので、お得感があります。
(テキスト代\6,600ですからね)

最後の1週間は、ひたすら過去問をやりました。
1日に1回~2回分を続け、間違ったところを徹底的に覚えこむという正攻法です。

おかげさまで1回で合格することができました。

第二種電気工事士

発端は、トイレに暖房を置きたかったのです。

うちのトイレはウォシュレットの電源だけでコンセントが埋まっていたため、「ならばもう1口増やそう」と思い、ホームセンターに駆け込みました。

ところが、替えのコンセントパッケージに「電気工事士の資格が必要です」と書かれており、すごすごと退散。ろくすっぽ調べもせずに、脳筋で動いてはだめだという見本ですね。

ということで、取得を目指しました。

なにができる資格か

一般住宅等の、600V以下で受電する設備の工事ができます。
この資格を所持していないと、電気工事ができない、いわゆる「業務独占資格」です。

どうやって取ったか

第二種電気工事士の試験は、筆記試験と実技試験にわかれています。

まずは筆記試験です。
そりゃもう、ひたすらテキストに向かって暗記、暗記、暗記です。

テキストは「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 筆記試験すい~っと合格」の1冊のみ!
誤解を恐れずに言うと、これ以外はいりませんでした。

確かに過去問の本はありますが、必要性はありません。この1冊で十分です。
むしろ、筆記試験は簡単な部類なので、技能試験に注力したほうがよいと思います。

無事に筆記試験を通過したら、次は技能試験です。

筆記試験で使ったすい~っと合格ですが、技能試験編もあります。
…が、全然役に立ちません。手を動かすべきです。

ということで、私が選んだのはジェイメディアネットの「準備万端シリーズ」です。
当時、工具も持っていませんでしたので、2回分の練習部材とあわせて購入しました。
このシリーズはDVDもついており、映像で確認しながら練習することができます。

正直なところ、工具は試験でしか使わないものばかりです!(笑)
今、家庭で電気工事をする際に使うのは、「VVFストリッパー」と「ペンチ」「ドライバー」ぐらいです。
電工ナイフなんぞ、試験ですら使っていません。
…ですが、試験ですので、指定工具は買いましょう。

あと、部材は試験合格後に使用できますので、買っておいても損はありませんが、結構なお値段になりますので、お財布事情とよくご相談ください。
金額的に厳しい場合は、部材のレンタルも可能です。(最近できたようです。私が購入したときはありませんでした。)

私は最初にひたすら複線図を描きました。
間違えなくなるくらいまでなったら、実際に部材を使って練習に取り組みました。

最初は準備万端のDVDを見ながら、ポイントを押さえつつ作っていきます。
一通り作れば、だいたい手が覚えてくるので、苦手なところをさらっていけばOKです。

実際の試験では、力を入れすぎて電線が折れてしまったり、電線の長さを間違えたり、さんざんでした。練習していてもミスはあるということです。

準備万端シリーズのほかにも、ホーザンが出している練習用セットなどもあります。
どちらがよいかは、内容を見て判断されるといいと思います。

なんとか無事に実技試験もパスし、電気工事士の資格を取ることができました。

潜水士

一時期、趣味でスキューバダイビングをしていました。今は暇もお金も…ですが。

ある時、潜っていると浮き上がりをやってしまい、他の方々にご迷惑をかけました。インストラクターさんにはケガまでさせてしまいました…猛反省です。

ということで、きちんと知識を付けて少しでも安全に潜るために、潜水士の資格を取得することにしました。

なにができる資格か

潜水用具を使用し、水中で何らかの作業を行うために必要な資格です。

ですから、ダイビングのガイドをするには必要な資格となります。

どうやって取ったか

作業資格ではありますが、筆記のみで取得できます。

特に講習会を受けるわけでもなく、ひたすら過去問を解いて取得できます。(悪い例ですね)
参考書1冊でなんとかなります。

試験は4科目もあるので4時間と長時間ですが、試験問題は過去問題の再掲出が多いので、比較的楽にとることができると思います。

私が使ったテキストは「一発合格!よくわかる潜水士試験完全攻略テキスト&問題集」です。
可もなく、不可もなくというかんじですが、そもそも潜水士のテキスト・問題集の種類が少ないので仕方ないです(笑)

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