血糖測定器について
血糖測定器の話
糖尿病になり、初めて教育入院をすると、血糖測定のやり方を学びます。
最初は看護師さんがやってくれるのですが、自分で測定する方法を丁寧に教えてくれます。
血糖測定の方法については医療機関にまかせるとして、ここでは血糖測定器のお話をちょこっとだけします。
血糖測定には、SMBG 1と、CGM 2があり、それぞれ測定器が異なります。
SMBGは測定時点の血中血糖値、CGMは持続的にモニタリングした間質液中の糖濃度から推定した血糖値を示します。
それぞれ役割が違うので、どっちが優れているとか、どっちが正しいといったものではありません。どちらも、数値を参考に自分の血糖変動を参考にするためのものです。
私は、CGMもSMBGも絶対に必要ではないといわれたのですが、やはり自分の身体のことは知っておきたいと思い、両方とも活用しています。
今回はそんな、血糖測定器のお話。
SMBG(Self Monitoring of Blood Glucose)の測定器
病院で血糖測定の方法を習うのは、SMBGです。
よく指先に針を刺して、血を出して機械につけて測定するやつです。
入院中はFreeStyleリブレのリーダーを使っていたのですが、同じような使用感を求めて、フリースタイルプレシジョンネオを購入しました。
穿刺器は、病院ではジェントレットを使っていましたので、同じものを購入。
ちなみに、ジェントレット2というのもあります。
この違いですが、ジェントレットとジェントレット2は同じ針を使うのですが、ジェントレット2は1度針先を出したら、針先を戻して再度穿刺することができません。
もちろん、針の再使用は厳禁なのですが、穿刺ボタンを間違って押して空打ちをしてしまい、新しい針を使うのは……という人には、ジェントレットがおススメです。
ジェントレットもジェントレット2も、針はこれ。
25本入りや30本入りの商品もありますが、コスパ的には100本入り一択 3です。
ちなみに、フレースタイルプレシジョンネオに使うセンサー(FSプレシジョン血糖測定電極)は、ネット通販できませんので、薬局で購入する必要があります。
とはいいますが、個人輸入する方法があります。
これについては、また後日、別の記事で書こうと思います。
(余談ですが、なぜこの機種を選んだかの理由の一つに、個人輸入で電極を購入できるということも挙げられます。)
そして、これらをまとめて持ち運ぶために、ケースがあったほうが便利です。フリースタイルプレシジョンネオにもケースが付属しているですが、上記のグッズを入れると…

ジェントレットが収まりません。収まらないのです(涙)
ジェントレット針もかさばりますので、付属のケースでは心もとない。
ということで、楽天市場を探し回りました。
糖尿病患者用のポーチに、「インスリンポーチ」というものがありまして、それをキーワードに探してみました。
こんなデザインがよいものとか、
こんな機能性のよさそうなものとか。
でも、幸いなことにインスリンは持っていないので、保冷機能だったりとか、大きなものはいらなかったので、他の物を求めて楽天市場をさまよったのですが、よさげなものは見当たらず。
ちょっと方向性を変えて、PCガジェットのポーチを探すことにしたところ、よさげなものがヒット。
本当に、パソコンのガジェットポーチなのですが、サイズ感などがわからないので、とりあえず買ってみることに。ダメだったら、PC関係のガジェットを入れるポーチに流用しましょう。
さて、結果は。

ジャストフィット!!
測定器、穿刺器、針、センサー、アル綿が入って、いい感じ。
なにより、測定器のサイズがバンドにジャストフィットしていて、このためにあったのでは!という感じがしています。これはおススメです!
CGM(Continuous Glucose Monitoring)の測定器
CGMの測定器は、手に入りやすいものだとFreeStyleリブレ2とDexcomG7の2機種になります。
どちらの機種も、スマホでデータを受信できるので、専用の端末は必要ありません。
リブレ2は14日間、DexcomG7は10日間と、使用期間に違いあります。手に入りやすさや使用期間の長さから言っても、リブレ2をお勧めします。
インスリン注射をしている場合は保険診療になりますが、そうではない場合はリブレ2を1か月で2つ使用しますので、1万5千円強の出費が継続的にかかります。なかなかの出費です。
私は入院直後の血糖の推移が知りたかったので2か月ほど使用しましたが、しばらくはお休みです。また体重が落ちてきたり、体調に変化があった時に使用して、血糖の推移を確認しようかなと思います。