教育入院をするまでの話
ここまでのあらすじ
前回の記事はこちら。
尿検査で尿糖(4+) 1を指摘された私。あれよあれよというままに総合病院の診察室へ。そこで「糖尿病」の宣告を受ける。血糖値もHbA1cの値も高かったため、教育入院を勧められ、No!とも言えずに入院することになった。それも2週間。
今回の記事は、入院時の持ち物についての話がメインです。
したがって、広告等のリンクを多めに掲載しています。収益は私の治療費に当てられますので(笑)、「いいな」と思ったらクリックして内容を見てくださいね。
入院前の準備
家で入院のしおりを見てみると、案外持ち物は少な目。持ち物に書いてあっても、もっていかなかったものもあるし。それはそれで使わなかったのだけど。
手続き関係の書類は、まあありきたりなもんです。入院保証書は保証人を立てる必要がありましたが、妻と実家の父に保証人になってもらいました。
お薬関係ですが、高血圧・高脂血症の薬を計3種類服用していたため、入院の予定期間に合わせて持参します。もし途中で無くなったとしても、処方してもらえるので問題ありませんでした。
生活用品では、お風呂セット、歯ブラシセット、タオル類、食器(お箸、プラコップ、スプーン等)、パジャマ、下着、院内靴(かかとのあるもの)、イヤホン、ティッシュ、筆記用具などが指定されていました。
このうち、パジャマとタオル類はレンタル(¥480/日)でまかなうことにしました。パジャマは別にいいんですが、バスタオルとタオルは毎日使うので、洗濯も面倒ですし。ちなみに、プラコップ・歯ブラシセット・お箸・ボディソープ・シャンプー・コンディショナーは一式¥800で購入もできたのですが、使い慣れたやつがよかったですし(特にシャンプーとコンディショナーはあわないと辛い)、持参することにしました。
あと、睡眠時無呼吸症候群の治療のため、CPAP 2を持参するのと、MacBook、iPad、スマホ、充電ケーブル類を持参しました。フル装備やな。
持ち物の紹介を詳しくしちゃうよ
入院まで期間があったため、ある程度の準備ができました。購入したものも多くあるので、それらを紹介します。参考になるかどうかはわかりませんが、気持ち程度に。
お風呂セット
お風呂セットは、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、洗顔料、ボディータオル、ヒゲソリ、シェービングジェル、お風呂バッグなどが挙げられます。
このうち、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーは、私の家では詰め替え用を使用しているので、そのままでは持ち込めません。小さい容器に詰め替えて持ち込むのですが、100均では頃良いものが見つからず、楽天市場でよさそうなものを買いました。
シリコンボトル90ml 4本セットです。おすすめはCタイプのくすみカラーか、Dタイプのパステルカラーです。色で中身を判別できるため、お風呂の中で見分けがつきやすいです。中身を示すシールもついていますが、断然色で見分けたほうが楽です。
そして、ストッパーがついているので、持ち運ぶ際に蓋が開いて中身が漏れ出る心配もなし。ステキです。
私は4本中、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーの3本を使用しました。1本は予備として、また今度何かの折に使います。
ヒゲソリとシェービングジェルは、普段はT字カミソリ派なのですが、面倒なので電気シェーバーを持っていきました。私が使っているのはコレです。
少し音がするので、病室の中でヒゲソリするのはためらわれますが(やってましたけど)、防水ですのでお風呂で剃ることが可能です。2週間程度なら、毎日使っても充電は持ちました。
ボディータオルとお風呂バッグは、100均で買いそろえました。特にこだわりは無し(笑)
食器
食器は、お箸とスプーン、コップを持ってこいとの指示がありました。
というわけで、まずはお箸とスプーンです。
これはだいぶ前に職場用として買ったものですので、もう2~3年ほど使っているものになります。スプーンの大きさもちょうどよく、お箸もセットものにしては長いので、男性向けだと思います。少し値段は張りますが、とても使いやすいので重宝しています。
ちなみに。私の入院した病院の糖尿病食ですが、スプーンは使いませんでした(涙)
続いて、プラコップですが、100均で十分です(どーん)
手術とか、病気の都合でベッドから起き上がれない人ならストローが使えるコップが便利ですが、糖尿病の検査入院でベッドから起き上がれないなんてことはほぼありません。
画像が用意できなかったので、楽天のリンクを張っておきますが、Seriaで売ってます。さらに、色も選べますので、ネットで買わずに実店舗で好きな色を買うのがおすすめです。
このマグ、蓋がやわらかく、しっかりフィットしますので、こぼれる心配がほぼありません。温かい飲み物もOKですので、コーヒーとかもいけちゃいます。病院には給茶機がありましたので、普通に入れると200ml出てきます。Sサイズだとこぼれちゃうので、Lサイズがおススメです。
院内靴
転倒防止のため、スリッパやクロックスはNGと入院のしおりに書かれていたので、病院内では院内靴を履きました。普通のスニーカーでもよかったのかもしれませんが、結果的に買って正解でした。スニーカーだと重さを感じることと、ムレるため、軽くて通気性の良い靴を持参することをお勧めします。
これ、とても楽でした。軽くて、かかとを遠慮なく踏めます。かかとを入れる際も、タグがついているので履きやすく、通気性もよいので蒸れません。運動療法と称して、院内を歩き回る(徘徊?)のにも、やはりスリッパでは歩きにくいですし、この靴はおススメです。
デジタル関係
私は、マカー 3ではないのですが、なぜかMacBookAirにiPad、iPhone、AppleWatchを使用しています。もちろん、今回の入院ではすべて持ち込みました。OSとしてはWindowsのほうが使い慣れているんですが、WindowsノートPCを持っていないので、MacBookAirを持ち込むことになりました。
iPadは動画鑑賞のために持ち込みました。病院内はWiFiが通っているのですが、動画を見れるくらいの速度は出ていました。それでも、回線速度的に厳しいこともあったので、そんなときはダウンロードしてあった動画を見ていました。
MacBookは、主にインターネット用途に持ち込みました。職場のメールを転送してあったので、ちょくちょくと確認していました。後半は、iPadで動画を見るのよりも、MacBookで見たほうが楽だったので、主にMacBookで動画を見ていました。あと、メモアプリで毎日のことを書き溜めしておきました。いろいろ便利です。
さて、持ち込んだものの、大切なのは充電関係です。特にAppleWatchの充電に、いつも出張などで外泊をすると困ります。今回は長丁場なので、iPhoneとAppleWatchが同時に充電できるガジェットを購入しました。
少しお値段は張りますが、満足度は高い商品です。私は持ってませんが、AirPodsも同時に充電できる優れものです。
その他、便利だったもの
4人部屋だったわけですが、やはり糖尿病を患っている人はいびきをかきやすいのでしょうか、年齢的なものもあり、大合唱なわけです。というわけで、妻に頼んで入院2日目に持ってきてもらいました。耳栓。
これ、DIYをするときに電動工具や金づちなどで大きな音が出る時用に買ったものですが、値段も安いため使い捨て感覚で使用できます。耳クソがじゅくじゅく系の人は、気持ち悪いのでできれば使い捨てを使ったほうが気分が良いと思います。
職場の理解
社会人にとって、2週間職場を空けるのは、かなり勇気がいります。
私は、入院まで時間があったので、職場の人たちには現状をしっかりお伝えしました。CTを撮ったこととか、もしかしたら膵癌かもしれないとか。考えうる最悪の事態を伝えておくことは、プラスだったのかもしれません。自分自身も、周りに迷惑をかけないよう、できる限り仕事を前倒しでこなしました。また、新しく振られる仕事についても、入院までに終わる仕事か、退院後に締め切りがある仕事かのどちらかで配慮してくれました。
病気であること、入院すること、最悪の場合は長期に職場を離脱することなど、周囲の理解が大切だと思いますので、下手に隠したりせずに素直に話しておくことは、退院後のフォローや通院への理解にもつながりますので、ありのままを話すことを強くお勧めします。