WindowsAPICodePack導入時の警告の消し方について

Microsoft Visual Studio 2019でWindowsAPICodePackを導入する際、NuGetで導入すると、次のような警告が表示されます。

Visual Studio 2019 エラー一覧ウインドウ

NU1701 パッケージ 'WindowsAPICodePack-Core 1.1.2' はプロジェクトのターゲット フレームワーク 'net5.0-windows7.0' ではなく '.NETFramework,Version=v4.6.1, .NETFramework,Version=v4.6.2, .NETFramework,Version=v4.7, .NETFramework,Version=v4.7.1, .NETFramework,Version=v4.7.2, .NETFramework,Version=v4.8' を使用して復元されました。このパッケージは、使用しているプロジェクトとの完全な互換性がない可能性があります。

とりあえず、「警告」なのでビルドはできるのですが…

いちいち鬱陶しいので、警告を消したいと思います。

Visual Studio 2019 ソリューションエクスプローラー

ソリューションエクスプローラーの「依存関係」から、警告の出ているWindowsAPICopePackを選択します。

プロパティ画面の「警告を抑制する」オプションに、エラーのコード「 NU1701 」を記入します。

Visual Studio 2019 警告を抑制後

すると、WindowsAPICodePack-Coreについていた警告マークが消えます。

using Microsoft.WindowsAPICodePack.Dialogs;

usingで参照設定して、

var fd = new CommonOpenFileDialog();

としてやっても、

Visual Studio 2019 コードとエラー一覧画面

もちろん、警告もエラーも出ません。

ファイル選択ダイアログについては
https://threeshark3.com/commonopenfiledialog/
このあたりを参考に。

Visual Studio 2019 / CommonOpenFileDialogの実行画面

というように、警告は出ていましたが、きちんとビルドすることができました。

IDE(統合開発環境)は賢いので、バージョンチェックもきちんとしてくれるのですが、少し古いリソースを活用しようとすると、このように警告を発してくれます。

中には、本当に互換性の問題で動かないものもあるので、あくまで自己責任でチェックをする必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です